第2回CLDA

受賞作品

入選

vlam

vlamは、現代版の火鉢のような作品です。
今、火鉢はそれほど身近なものではありませんが、現代の生活の中でも気軽に使えるような火鉢があったら素敵だな、と思い考えました。火鉢はお湯を沸かしたり餅を焼いたりするなど、調理に使えるだけでなく、暖をとりながらみんなで火鉢を囲み、コミュニケーションをとることもできる道具です。火鉢があると、それだけでその場所はキッチンでありダイニングにもなります。
普通の火鉢はなかなか持ち運べませんが、vlamは気軽にいろいろな場所へ持っていけます。この作品を使う事で、机の上が、縁側が、ベッドサイドが、キッチンに変化します。
また、アタッチメントがさらに使い方の幅を広げます。セラミックの保温性を活かすことで、ゆったりと晩酌を楽しむ事も出来ます。
揺らめく炎を眺めながらお気に入りの場所で料理を楽しむ。そうやって、いつものくらしを少しでも彩ることができたら、そんな思いでこの作品を作りました。

拡大

佐藤 由佳 Yuka Sato

  • 1997年生まれ
  • 学生
  • 千葉大学工学部デザイン学科 在学中
  • 千葉県