第2回CLDA受賞作品

入選

肴焼き器

私はキッチンを火を使って調理する場所と捉えました。
そこで、昔の日本の家庭に多く普及していた調理器具の七輪を参考にして考えていきました。
肴焼き器は、週末の夜に炭が燃えていく様子を見ながら、おつまみを炙り香りや風味を楽しみながら、ゆっくりとお酒を呑むための道具です。
肴焼き器で現代人が忘れている火を囲みながら食べたり話したりする時間を体験できると思います。
また、時間をつくり炭に火を起こしてゆったりとした時間を過ごすということは、豊かな生活や時間の使い方への問いかけになると思います。
慌ただしく過ぎる日々の時間の中で、少しの癒しの時間が生まれることを願いながらつくりました。
今回は、炭を規格化して販売する提案もしました。
室内で炭を燃やすということで安全性を考慮しました。
また、雑多な形で販売されている炭より肴焼き器本体と使用しやすく、一回分を小分けにして販売するなど炭の新しい販売方法も考えられます。

拡大

石田 浩康 Hiroyasu Ishida

  • 1995年生まれ
  • 学生
  • 名古屋学芸大学 メディア造形学部 デザイン学科 在学中
  • 愛知県