第1回CLDA

受賞作品

入選

INEI TILE
-陰影タイル-

谷崎潤一郎が「陰影礼賛」の中で記したように、日本人は古来より、太陽の光が生み出す陰影を大切にしてきました。
INEI TILE は、そんな陰影による新しい価値を加えた、壁面タイルです。
断面形状の違いにより、朝日を浴びると凛々しく、夕日を浴びると穏やかな表情が浮かび上がります。
現代人のこころ模様とリンクするこの表情の変化は、日々のくらしの中に新しい彩りを加えてくれます。

光が作り出す陰影に着目し、朝日と夕日それぞれに違う表情を持たすという当提案は、一万年以上続くセラミックという素材に新たな価値をもたらす、発展性を秘めたデザイン提案です。

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影山 友章 Tomoaki Kageyama

  • 1984年生まれ
  • プロダクトデザイナー、学生
  • 愛知県立芸術大学大学院 美術研究科 博士課程前期 デザイン領域在学中
  • 愛知県